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救いを待つ小さな命たち—猫たちを守り続けるために運営継続のご支援を

一般社団法人 九十九島ねこの郷  代表の河野邦彦です。

 

私たち「九十九島ねこの郷」は、
『人とねこの幸せな出会い、そして最後の別れまで』
を心を込めてサポートすることを目的として、長崎県佐世保市で活動をしています。

 





☆活動のきっかけ

猫たちを一時的に保護するだけでは、根本的な問題の解決にはならないという思いから始まりました。

 

保護された猫たちに安心して暮らせる場所を提供し、さらに新しい家族を見つけるための持続可能なモデルを作りたいと強く考え、猫たちが安全で幸せに暮らせる社会を作るためには、地域の皆様と協力しながら、継続的な支援とケアを提供することが必要です。

 

今後は、譲渡対象ではない老猫や、病気の猫たちにも終の住処を提供できる場を作りたいと考えています。

 



☆厳しい現実に立ち向かう長崎県の現状と保護猫活動
全国の保護猫活動のモデルとなることを目指して日々取り組んでいますが、その私たちが活動している長崎県では、2021年度に1363頭の犬猫が殺処分されました。

 

その大半が猫で、犬猫の殺処分数で全国トップクラスにあり、特に温暖な気候と地理的特性が野良猫の繁殖を助長しています。

 

行政の保護施設では、すべての猫を受け入れることができず、その負担を主に民間団体が対応しています。

【エイズ キャリアの猫】

 

 


 

私たち九十九島ねこの郷には、毎日のように命のSOSが届きます。

「この子を助けて」という切実な声に、どうしても背を向けることができず、
当初25匹を上限としておりましたが、その受け入れ枠をはるかに超えて保護を続けております。

しかし、保護した命に対して半端な気持ちで向き合うことはできません。

一匹一匹に寄り添い、愛情たっぷりのケアを提供したい—それが私達の願いです。

このままでは、猫たち一匹一匹に十分なケアを提供することが非常に困難な状況で、
この子たちの健康と安らぎを守り続けることができない状態になりつつあります。

この活動を継続し続けるために、皆様からの温かいご支援が
途方に暮れているこの猫たちの希望の光となります。

 



現在も月に10件以上「猫を引き取ってほしい」という依頼がありますが、すでに保護できる数を超えており、心苦しくもお断りしているのが現状です。

 

厳しい自然環境で暮らしている野良猫たちは、食べ物もまともになく、過酷な環境の中で命を繋いでいます。

【歯がなく、虐待を受けた痕跡のある高齢猫】 

 

 

私たちの力だけでは、こうした猫たちを救い出すことが難しいのが現実です。

 

皆様のご支援をいただき、この苦しい環境にいる猫たちに安全な場所を提供し、適切なケアを行うため継続寄付プロジェクトを始めることとしました。

 

どうか、温かいご支援で、命を繋ぐ活動にご協力をお願い致します。

 

 

 



 ☆活動内容の紹介

九十九島ねこの郷では、主に以下の活動を行っています。

 

・保護猫譲渡活動

地元の保護猫を引き取り、新しい家族を見つけるために譲渡活動を行っています。譲渡された猫たちが安心して新しい生活を送れるよう、健康チェックやワクチン接種、避妊・去勢手術なども行っています。

【新しい家族を待つ・紹介ブース】

 



・保護猫カフェの運営

「カフェねこの郷」では、来店されたお客様が猫と触れ合うことができるスペースを提供し、保護主様との出会いの場を広げています。

 


このカフェでは、猫たちの魅力を知ってもらうと共に、寄付や保護活動への理解を深めてもらうための機会を設けています。

 


・ペット供養(火葬)

大切な家族との最後のお別れの瞬間にも、深い愛情と感謝を込めて供養を行い、最愛のペットが安らかに眠りにつけるよう、心を込めた供養を提供し、飼い主様の悲しみに寄り添いながら、その心に少しでも寄り添える存在でありたいと願っています。

【移動式火葬車・他】

 


これらの活動を通じて感じ、私たちが活動を続ける中で感じたのは、猫たちが新しい家族と幸せに暮らしていることの何よりの喜びと、それを支えてくださる地域社会との強い絆です。

 

保護された猫たちが温かな家庭で再び愛され、その命を守り育んでいくことがこの活動の大きな意義だと強く感じています。

 


☆継続寄付を始める理由

これまでの主な収益源は、「保護猫カフェ」へ訪れるお客様方からのご寄付や、独自に行っている「ペット供養(火葬)」からの収益です。

 

しかし、これだけでは毎月の運営費を賄うことができず、赤字が続いているのが現状です。

 

特に、保護猫たちの医療費や健康管理、譲渡活動を支えるためのスタッフの人件費が不足しており、ボランティアの皆様に支えられながらも、このままでは新たな保護猫の受け入れや、譲渡活動を継続するには非常に難しい状況です。

 

 

保護された猫たちに安心して暮らせる場所を提供し、さらに新しい家族を見つけるための活動をこれからも続けていきたいと強く願っています。

 

そのためには、皆様方からの継続的な温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 


☆資金の使いみち

ご寄付いただいた資金は、主に以下の用途に使わせていただきます。

 

・保護猫の医療費(ワクチン接種、去勢・避妊手術、健康管理費など):20万円

現在、ボランティア獣医師さんのご協力により、定期的に猫たちの健康を見守っていただいています。

 

そのお陰で多くの猫たちが元気に過ごせていますが、治療が必要な症状が見つかった場合には、市内の動物病院で有料の診断や処置を受けなければならず、追加の費用が発生しております。

 

 ・ワクチン接種:5万円(約5,000円〜7,000円/1匹)

 

 ・去勢・避妊手術:8万円(・去勢手術:約13,000円/1匹 ・避妊手術で約20,000円/1匹)

 

 ・健康管理費(検査費用、治療費など):7万円(約5,000円〜10,000円/1匹)

   

・保護猫カフェの運営費(家賃、光熱費、消耗品費用などの一部):15万円

 

・スタッフの人件費:15万円

現在、保護猫に関する問い合わせが後を絶たず、「保護してほしい」という依頼が継続的に寄せられています。

 

当施設では25匹を上限に保護する体制を整えていますが、病気や事故などで放置できない、断れないケースも多く、現在では40匹の猫を限られたスタッフとボランティアで見守っています。

 


しかし、現状の人員では、すべての猫に対して健康管理や日々のケアが追いつかない状況です。

 

皆様からのご支援をいただければ、スタッフを必要最低限増員し、すべての猫たちへのケアを提供できる体制を整え、安心・安全な生活環境を維持することが可能になります。

 

また、ボランティアの継続募集にも取り組み、より多くの方々と協力して保護活動を続けていきたいと考えています。皆様のご支援は、猫たちが健やかに暮らすための大切な資金として活用させていただきます。

 

どうか、皆様の温かいご支援によって、さらに多くの猫たちに新しい家族との出会いを提供し続けていきたいと継続を願っています。

【子猫たちの食事風景】

 


☆お伝えしたいメッセージ

「この子、助けてあげられませんか…」

その切実な願いが、毎月10件以上も私たちのもとへ届きます。

保護したくても守れない。その度に胸が締め付けられる思いで、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

それでも、諦めたくありません。 雨の日も、寒い日も、おなかを空かせながら生きる彼らの姿を見るたび、この状況を変えたいという思いが強くなります。

この子たちに、温かな家族の愛に包まれる幸せを知ってほしい—それが私たちの切なる願いです。

今、路上で必死に生きている猫たちに、安心できる場所を。
優しい手の温もりを。
毎日の食事と清潔な寝床を。
そして、「大切な家族」という幸せを。

皆様のお気持ちが、この小さな命たちに、温かい未来をプレゼントできることに繋がります。

 


ご寄付いただいた資金は、この猫たちの医療費、日々のケア、そして新しい家族との出会いをサポートするために使わせていただきます。

 

また、私たちの施設は単に猫を保護する場所ではなく、猫たちが再び幸せを感じることができる「家」であり続けることを目指しています。

 

 

皆様の温かいご支援は、猫たちにとって希望の光となります。
一匹一匹が幸せを手に入れ、新しい家族と共に過ごせる未来を作るために、どうかお力を貸してください。

【新しい家族のもとへ・ありがとうございます。】

 


あなたの温かいご支援が、猫たちの命を救い、未来を変える大きな力になります。ご協力をどうかよろしくお願いいたします。

 

何卒この活動にご理解をいただき、温かいご支援をお願い致します。皆さまの力が、猫たちの未来を守る一歩となります。